2023年12月26日火曜日

 

新電元 レクチレギュレタ SH847AA


    


 たぶん正しいだろう。あす、現車で確認だ

出力側に電圧が印加されていないと動作しないようだ。ほぼ無負荷(テスターのみ)では、電圧が出力されなかった。


次の書き込みは、「https://ameblo.jp/ikkotei/entry-11969055651.html」から

いきなり車両に接続して電装品をぶっ飛ばしたらえらい事なので、オルタネーターからの出力をバッテリーにのみ繋げてみます
レギュレータからの出力はUPSで寿命を迎えた小さなバッテリー

レギュレータの端子のサイズは250なので一般的な平端子を接続できますが、接点容量が少ないのであくまでテストです
実際に搭載する際は必ず専用の物が必要

当初H4のバルブを簡易負荷にして接続してみたんですが、全く出力がありませんでした
従来型やMOSFETタイプは電圧が上がったら制御するタイプですが、オープンタイプでは電源が無いと位相制御が始められないためだと思われます
そのためこのオープンタイプはバッテリーレス車には搭載不可です
KSRPROの単相全波制御レギュもひょっとしたらバッテリーレス不可なのかも・・・


いつものオシロで出力を見てみます


バッテリーの容量が少ないのと、負荷が充電電流の500mA程度のみなので、かなり最大値が大きくなっていますが、平均で15Vと問題無さそうです

車両に搭載した時の出力
 
左がV-Strom(DL1000)のオープンタイプ、右がノーマル
寒い始動直後なので両方1050rpmとちょっと低めですが、どちらもほぼ同じ電圧

 
2500rpm辺りの出力
オープンタイプはインジェクション前提で設計されているので、スパイクノイズが無いのが素晴らしいですね
電圧の振れ幅も少ないです

平均の出力電圧は両方とも14.9Vとちょっと高めですがレギュレータ直下での測定なのでこんなもんでしょうか
エンスト直前のアイドリングはもうちょっと低い出力電圧になるかと思いましたが純正と遜色無いですね
ここ10年数年での進化でしょうか
と言うわけでV-Strom1000のレギュレータをそっくりそのまま入れ換えても問題は無さそうという結論になりました

 
アイドリング(低)と2500rpmのオルタネーター出力波形
ちゃんとオープンタイプしてます

ショート式なら電圧制御が入った時点で0V付近まで出力が落ちますが、オープン式では電圧制御時に開放される違いがハッキリ見て取れます

ノーマルは回転数の上昇で発電すればするほどレギュレータが熱くなりますが、オープンタイプは負荷が増えれば増えるほど発熱します
ブレーキランプを踏んで、ファンモーターが回っている状態が一番発熱することになるので、渋滞中が一番熱的に厳しい状態でしょうか
走行風も見込めないので大丈夫か心配でしたが、ノーマルの方がよっぽ熱くなります
わずか数分で熱々になったノーマルに比べて、冷たいままのVストロレギュ
これは行けそうです
冬眠開けしたら装着して走行してみます


MOSFETショート式やサイリスタショート式では、LEDバルブに交換して省エネ化してもレギュレータとコイルに負荷が増えて故障の危険が高まるだけでメリットはほとんどありませんでしたが、オープンタイプでは負荷が減るのでわずかですが、燃費と出力に期待ができます(ほぼ無いに等しいですがw)

理論的には三層交流を全てショートさせると±0Vになるので打ち消し逢うらしいですが、実際はわずかな位相のずれや電圧のずれで低い方へ電流が流れ、磁力と熱に変わるそうな
磁力は馬力のロスになったり、熱はコイル焼けの原因になったりするらしいので、古くて電装品の貧弱な旧車にも相性が良いのではないかと思います
馬力の少ない250CCクラスなんかに付けてみると効果が出やすいと思います

MOSFETタイプの情報はそこそこありますが、オープンタイプはほとんど情報が無く全ての車種に問題無く搭載できるとは断言できないため試す際は自己責任でお願いします




色んなタイプのレギュが手に入ったのでネタはまだありますが、3回連続で書いたらちょっと飽きたので気が向いたらまた書きます





2023年12月25日月曜日

新電元 FH020AA はショート型MOSFET レクチファイアなんだそうだ。OPEN型と書いている人が多かった・・。で、買ってしまった。
取り付けたところ、低回転時は良さがだが、オルタネータあたり本来のレクチファイアより熱くなるような気がする。FH020AAは多少低めだが、ショート型は空冷をしっかりしてやらないとダメかな。(電圧がふらつく)MOSFETは原理的に熱暴走しやすいよね?RF PAでもMOS FETはしっかり保証回路使うか特性揃えないと、デバイスに穴が開くほど熱くなる。

SH847AAはOPEN型なんだそうな。。こっちはよいかな。しかし、でかいらしい。電流に余裕が出るので(このSH847AAは50Aなんだそうだ)サイリスタだが、20A程度なら熱くならないと言っている方がいる。(どう考えてもOPEN型が良いと思うが

とにかく、グランド側(還流側)のコネクタ端子付近がとろけてしまうことのないように、レクチファイアレギュレータがチンチンに熱くなり、走っている途中で電圧が出なくなってしままわないようにできれば問題解決なんだが・・。


2023年7月6日木曜日

 


Lazarus on Linux 


https://ubuntuhandbook.org/index.php/2021/11/install-lazarus-ide-ubuntu/   参照


Ubuntu だが Dragon OS(Lubuntu)でもOK


How to Install Lazarus IDE in Ubuntu 20.04, 18.04, 21.10

This is a step by step guide shows how to install the Lazarus IDE in Ubuntu 18.04, Ubuntu 20.04, Ubuntu 21.10 and their derivatives, e.g., Linux Mint, Elementary OS and more.

Lazarus is a free Delphi compatible cross-platform IDE for rapid application development using the Free Pascal compiler. User may install the project either from Ubuntu repository or by using the official DEB packages.

Lazarus IDE in Ubuntu

Option 1: Install Lazarus via Ubuntu repository:

Ubuntu includes Lazarus in its own repositories, but it does not provide updates for the package. So the package will always be old, though Ubuntu 21.10 has v2.0.12, most recent release at the moment.

The good side is that user may install the package on 64-bit modern PC, old 32-bit PC on Ubuntu 18.04, and/or arm64/armhf devices (e.g., Apple silicon and Raspberry Pi).

To install the package, press Ctrl+Alt+T on keyboard to open terminal. When it opens, paste the command below and hit Enter:

sudo apt install lazarus

This command will install Lazarus, fpc compiler, as well as all other required packages:

Once installed, search for and open the IDE from activities overview and enjoy!

Option 2: Install Lazarus via its official DEB packages:

The IDE provides official Linux packages available to download at the sourceforge.net. You can always get the latest version from the link button below, though it’s only provides packages for modern 64-bit and old 32-bit PC.

The official deb packages are made up of:

  • fpc-laz – the Compiler, some command line tools, base units and non visual components like database access
  • fpc-src – the sources of fpc and its packages, needed for code browsing
  • lazarus-project – the IDE, visual components and help files

Grab all the 3 packages. Then, open file manager and go to ‘Downloads‘ folder, right-click and choose ‘Open in Terminal‘ to open terminal with that folder as working directory. Finally, run command to install them:

sudo apt install ./fpc*.deb ./lazarus-project*.deb

NOTE: the official package conflicts with the one in Ubuntu own repository. Though the IDE supports for having multiple package versions in same system, installing Lazarus via either way in this tutorial will remove another (if any) automatically.

And it will prompt to either upgrade or downgrade configuration when switching between different app versions on first startup.

Uninstall Lazarus:

To remove the Lazarus IDE, run command below in terminal will do the trick for the software installed via both methods.

sudo apt remove --autoremove lazarus lazarus-project fpc-*


2023年6月25日日曜日


参照 

http://blog.smallserver.jp/raspberry-pi-%e7%94%a8%e3%81%aesd%e3%82%ab%e3%83%bc%e3%83%89%e3%82%92%e5%88%9d%e6%9c%9f%e5%8c%96%e3%81%99%e3%82%8b%e6%96%b9%e6%b3%95/ 


Raspberry Pi 用のSDカードを初期化する方法

RaspberryPiで使用していたSDカードの中身を入れ替えようとWindowsのPCでカードリーダーから読み込ませた場合、パーティションの情報をうまく認識することができません。
今回はSDカード内のパーティションをすべて削除し、何も書き込まれていない状態に戻す方法を紹介します。

初期化前の状況

RaspberryPiで使用していたSDカード(16GB)をカードリーダで読ませると次の様になります。2つの領域に分かれてしまっている上に、認識できた部分の領域は100MB弱しかありません。

初期化の手順

コマンドプロンプトを開き、コマンドラインから「diskpart」と入力してエンターキーを押します。なお実行時には許可を求められます。

別のウインドウでDiskPartが起動します。

「list disk」と入力してエンターキーを押してください。接続されているディスクが表示されます。
ディスク容量が16GBに近いディスク1が初期化するSDカードとなります。間違ってディスク0を消すとPCが起動しなくなるのでご注意を。

「select disk 1」と入力してエンターキーを押してください。ここでディスク1に対し設定を行うことを宣言します。

再度「list disk」と入力してエンターキーを押してください。ディスク1に印(*)がついており、ディスクが選択されていることが確認できます。

「list partition」と入力してエンターキーを押してください。SDカードのパーティションの一覧が表示されます。2つのパーティションが表示されているのがわかります。

すべてのパーティションを削除します。なお、Windows上でSDカード内を開いたままだとエラーになりますので、エクスプローラなどはすべて閉じた上で、再度コマンドを実行してください。正常にパーティションを削除すると次のメッセージが表示されます。

再度「list partition」と入力してエンターキーを押してください。パーティションが全くないことが確認できます。

マイコンピュータを開いてもドライブが1つになり、フォーマットしていない状態なので容量も表示されません。

あとはmicroSDカードにOSイメージを書き込む方法を参考にOSイメージを書き込んでください。

2023年1月23日月曜日

 

https://falconblog.org/hackrf-setup-guide_ubuntu/   参照



バッタモンHackRF one ファーム入れ替えたら動いた。しかし、受信感度はあまり良くない。でも、こんなもんだろう。SGとして良い。。2021年のfairmはバグがわんさかある??2022.9 latest firm is good!

HackRF oneのファームウェア更新方法(ubuntu編)

Radio

先日購入した高性能SDR HackRFのファームウェアの更新方法を記載します。

ファームウェア関連のバージョン確認と書込みは、hackrfのツールが必要でWindowsとUbuntuで実施できます。今回は、前回の記事でも記載したWindows10上に構築したVMwareのUbuntu18.04上で行ってみました。

Windowsでファームバージョンアップをする場合はこちらの記事を参照してください。

ファームウェアのバージョン確認

最初にHackRFのUSBをPCに差し込み、VMwareの設定はubuntu側に接続します。

VMware経由だとUSBの速度が制限されますが、ファーム更新程度の通信容量なら速度がでなくても失敗することはありませんでした。

次にHackRFの関連ツールをインストールします。

falcon@ubuntu:~$ sudo apt install hackrf

VMwareのレジュームしてから時間が経過していると、ロックファイルが解除できずインストール自体が拒否されるので、その時はubuntuを再起動してください。

HackRFの関連ツールがインストール後、hackrf_infoでファームウェアのバージョンを確認します。

falcon@ubuntu:~$ hackrf_info
hackrf_info version: unknown
libhackrf version: unknown (0.5)
Found HackRF
Index: 0
Serial number: 0000000000000000f77c60dc2a979ac3
Board ID Number: 2 (HackRF One)
Firmware Version: 2017.02.1 (API:1.02)
Part ID Number: 0xa000cb3c 0x006f4752

実装されているファームバージョンは2017.2.1でした。

HackRFのファームバージョンアップ方法

最新ファームウェアはgithubで公開されており、最新版は2021.3.1となっていましたので、入手してインストールをおこなってみます。

VMwareを使っている場合は、Windowsでダウンロードしてzipを解凍し、解凍したフォルダをVMwareのUbuntuに貼り付けることで、コマンド操作なしに入手でき簡単です。


Ubuntuへコピーが終わると、hackrf_spiflashコマンドでファームウェアをupdateすることができます。転送量は、35kbytes程なので書き換えは瞬時に完了します。

falcon@ubuntu:~/hackrf-2021.03.1/firmware-bin$ hackrf_spiflash -w hackrf_one_usb.bin
File size 35444 bytes.
Erasing SPI flash.
Writing 35444 bytes at 0x000000.

書き換え後のファームウェアの確認は、HackRFの電源をON/OFFしてSDRを再起動してから確認してください。再起動をしないと情報がキャッシュされているためか、古いバージョン表示のままとなりますので、HackRFの電源ON/OFFは忘れないようにしてください。

falcon@ubuntu:~$ hackrf_info
hackrf_info version: unknown
libhackrf version: unknown (0.5)
Found HackRF
Index: 0
Serial number: 0000000000000000f77c60dc2a979ac3
Board ID Number: 2 (HackRF One)
Firmware Version: 2021.03.1 (API:1.04)
Part ID Number: 0xa000cb3c 0x006f4752

また、HackRFをUbuntu上のGNUradioで動作させるには、入出ブロックに"gr-osmosdr"というモジュールが必要です。こちらのインストール方法は過去記事も参考に実施してください。

$ sudo apt install gr-osmosdr

バージョンダウン方法も同じ

HackRF専用ソフトである「HackRF Spectrum Analyzer」は、ファームバージョン2021.03では動作しなかったので、ファームのバージョンダウンが必要です。

バージョンダウン方法はアップデートと全く同じです。

githubからインストールしたいファームウェアをダウンロードして、hackrf_spiflushで指定するファイル内容を変えるだけで、バージョンダウンできます。

falcon@ubuntu:~/hackrf/hackrf-2018.01.1/firmware-bin$ hackrf_spiflash -w hackrf_one_usb.bin
File size 22024 bytes.
Erasing SPI flash.
Writing 22024 bytes at 0x000000.

以上、UbuntuでのHackRFのファームウェア更新方法でした。

2023年1月22日日曜日

 Gnu Radio

 Reff::

https://falconblog.org/ubuntu-gnu-radio-install/#google_vignette

GNUradioのバージョンに注意

GNUradioの最新版は3.8ですが、v3.7から多くの変更がありますので、過去のソフト資産を使いたい場合は、バージョンを上げる際には細心の注意が必要です。

  • python2からpython3へ変更
  • GRCファイルの記録様式がXML形式からYAML形式に変更
  • gr-qtguiGUIがQt4からQt5へ変更
  • gr-comedi、gr-fcd、およびgr-wxguiモジュールのサポートが終了
  •  PyQwtベースのユーティリティはコンポジションから削除

特にGRCファイルの記録様式がYAML形式に変わっている部分は要注意で、GRCファイルをGNUradio3.8で読み込んで保存してしまうと、GNUradio3.7で読み込めない形式となってしまします。

今後、gr-isdbtというワンセグデコーダを使って、ワンセグ受信にトライしていきたいと考えておりgr-isdbtの開発環境と合わせる必要がありますので、今回はGNUradio3.7をインストールすることにします。

制約について

本記事の対象はRTL2832, RTL2838が実装されたUSBチューナー限定です。

アナログデバイセズのADLAM-Pulto等の高機能チューナーは、メーカの専用ライブラリをいれないと動作しないようですので、この要領だけではGNUradioは動作しません。

またwindows10のWSL/WSL2での仮想ubuntu環境での動作は出来ていません。GNUradioのインストールと編集作業は可能ですが、USBデバイスや音声デバイスなどのIOデバイスのアクセスがあると実行時にエラーとなります。

ADLAM-PulutoはWindows10のWSL/WSL2で動作するそうなので、RTL2832/2838はおそらくWindowsのZadigドライバーと競合していると想定されます。

Windows10でお使いの場合は、Windows版のGNUradioを使う方が良さそうです。Windows版のGNUradioではUbuntuでビルドが必要なモジュールがインストールできませんが、解決方法は探っていきたいと思います。

GNUradioの入手とインストール

GNUradioはバージョン間の互換性が乏しいので、必ずバージョンを確認してからインストールします。

apt-cacheで提供されているバージョンを確認します。ubuntu18.04の場合は、バージョン3.7.11が最終リリースでした。

$ sudo apt update

$ apt-cache madison gnuradio
gnuradio | 3.7.11-10 | http://ftp.tsukuba.wide.ad.jp/Linux/ubuntu bionic/universe amd64 Packages

$ apt-cache policy gnuradio
gnuradio:
インストールされているバージョン: (なし)
候補: 3.7.11-10
バージョンテーブル:
*** 3.7.11-10 500
500 http://ftp.tsukuba.wide.ad.jp/Linux/ubuntu bionic/universe amd64 Packages
100 /var/lib/dpkg/status
$ sudo apt install gnuradio

RTL-SDR用のIOドライバーモジュールをインストールします。GNUradioのRTL-SDR用のIOドライバーはgr-osmosdrにまとめられています。

$ apt-cache policy gr-osmosdr 
gr-osmosdr:
  インストールされているバージョン: (なし)
  候補:               0.1.4-14build1
  バージョンテーブル:
 *** 0.1.4-14build1 500
        500 http://ftp.tsukuba.wide.ad.jp/Linux/ubuntu bionic/universe amd64 Packages
        100 /var/lib/dpkg/status
$ sudo apt install gr-osmosdr

一般ユーザーがデバイスにアクセスできるようにパーミッションを設定します。

lsusbコマンドでRTL283xのポートを表示させると次のような結果が表示されます。

$ sudo lsusb
Bus 002 Device 001: ID 1d6b:0003 Linux Foundation 3.0 root hub
Bus 001 Device 004: ID 0bda:2838 Realtek Semiconductor Corp. RTL2838 DVB-T
Bus 001 Device 002: ID 046d:c52b Logitech, Inc. Unifying Receiver
Bus 001 Device 003: ID 04b4:120d Cypress Semiconductor Corp. 
Bus 001 Device 001: ID 1d6b:0002 Linux Foundation 2.0 root hub

ID 0bda:2838 Realtek Semiconductor Corp. RTL2838 DVB-TがUSBチューナのポートになるので、/lib/udev/rules.d/60-librtlsdr0.rulesの該当する記述の権限設定を、0660→0666に書き換えます。(以下表示は適宜改行しています)

$ sudo nano /lib/udev/rules.d/60-librtlsdr0.rules

# RTL2832U OEM vid/pid, e.g. ezcap EzTV668 (E4000), Newsky TV28T (E4000/R820T) e<br />tc.<br />
SUBSYSTEMS=="usb", ATTRS{idVendor}=="0bda", ATTRS{idProduct}=="2838", ENV{ID_SOF<br />
TWARE_RADIO}="1", MODE="0666", GROUP="plugdev"  MODEを0660→0666に変更する

これでGNUradioのインストールは完了です。

Ubuntu版のGNUradio起動方法

GNUradioの起動は、端末ウィンドウのコマンドラインから gnuradio-companionと入力します。単にgnuradioと入力しても起動しないので注意しましょう。

$ gnuradio-companion 
Gtk-Message: 20:00:50.802: Failed to load module "canberra-gtk-module"
<<< Welcome to GNU Radio Companion 3.7.11 >>>

Block paths:
  /usr/share/gnuradio/grc/blocks
  /usr/local/share/gnuradio/grc/blocks

linux; GNU C++ version 7.3.0; Boost_106501; UHD_003.010.003.000-0-unknown

>>> Done

gnuradioが起動すると次のような画面が出て、あとの使い方はWindows版とほぼ同一です。

Failed to load module "canberra-gtk-module"というメッセージが出ますが、イベントサウンドを再生させるモジュールです。インストールしなくともgnuradioは動作しますが、不具合があると困るのでインストールしておきます。

canberra-gtk-module大きなモジュールでインストールに時間がかかりますので、gnuradioの動作後に実施しましょう。

$ sudo apt install canberra-gtk*

FMラジオで動作テストする

インストールが終わったらFMラジオのモジュールをロードしてFM放送が受信できることを確かめます。

GNUradioは、信号処理を得意とするpythonでコーディングされており、GUI周りも同じQTで組まれていますので、使い方はWindows版と差がなく、同じように使えます。

なおGRCファイルはWindows版と同じものを使いましたので適宜ご利用ください。

GNUradio FMtuner grc-file