2024年10月4日金曜日

Ubuntu リカバリモード

  
https://tkzo.jp/blog/how-to-startup-ubuntu-with-recovery-mode/  参照

 

リカバリーモードとは

リカバリーモードは、何らかの理由によりシステムが正常にブートしなくなった場合に使用する起動方法です。
このモードは基本的なサービスのみをロードした状態で立ち上がり、その後コマンドラインモードに移行します。
起動後はroot(スーパーユーザー)としてログインし、コマンドラインツールを使用してシステムを修復できます。

 

リカバリーモードでの立ち上げ方

  • Ubnutuを起動した際にキーボードのESCキーを連打します
  • Advanced options for Ubuntuを選択します
  • 起動するバージョン名の後ろに(recovery mode)と記載されている項目を選択します
     

上記手順を実行するとリカバリーモードでUbuntuが起動します。
リカバリーモードでは下記のメニューが存在しています。

  • resume
    • 通常の起動を再開します
  • clean
    • 保存されているパッケージアーカイブ(/var/cache/apt/archives 以下)を削除します
  • dpkg
    • パッケージの修復をします
  • failsafeX
    • 標準的なグラフィックドライバ(vesa)でGUIを起動します
  • fsck
    • ファイルシステムのチェックをします
  • grub
    • GRUB ブートローダーのアップデートをします
  • netroot
    • ネットワークに接続できる状態で Root になり Shell を起動します
  • root
    • Root にり Shell を起動します
  • sysytem-summary
    • CPU、メモリー、HDD等、システムの情報を表示します

 
コマンドラインツールを利用したい場合はrootを選択します。必要に応じてnetrootを選択しましょう。

 

リカバリーモードでの注意点

リカバリーモードではルートパーティションは読み取り専用でマウントされます。つまり、rootユーザーでログインしているのにもかかわらず、いかなるファイルの編集も行えないという状態になっています。パーティションを読書可能な状態でマウントし直すには、下記のコマンドを実行します。

mount -o remount,rw /

 
これでファイルの編集が行えるようになりました。
 
修復を終えたらrebootコマンドにてUbuntuを再起動すればOKです。



ーーーー

https://xtech.nikkei.com/it/article/COLUMN/20060227/230854/   参照


passwd ユーザーのパスワードを変更する(1)


 構文 
passwd [username]


 オプション 
usernameパスワードを変更するユーザー名を指定する。ただし,他人のパスワードを変更できるのはスーパーユーザーのみ


 説明 

ユーザーのログイン・パスワードを変更する。usernameを指定しないと,カレント・ユーザーのパスワードを変更する。


 使用例 
現在のユーザーのパスワードを変更する
$ passwd
Changing password for hoge
(current) UNIX password: ********  ←旧パスワードを入力
New UNIX password: ******   ←新しいパスワードを入力(通常を出力されない)
BAD PASSWORD: it is based on your username  ←パスワードとして好ましくない
New UNIX password: *********   ←再度入力
Retype new UNIX password: *********
passwd: all authentication tokens updated successfully


 関連事項 
vipw,パスワードを変更する

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